・2017.02.16
第24回「高倉塾」 。塾長講義「差別化思考とは」
2017年2月16日(木)に東京渋谷にて、第24回高倉塾を開催いたしました。今回は、高倉塾長が登壇し、3月から実施予定のワークショップに向けた「差別化思考」についての復習を行いました。
高倉塾長は『パルファム・ジバンシー』『イヴ・サンローラン・パルファン』『シスレー』『タグホイヤー』『ウブロ』など、計5社の外資系ブランドのトップとして、日本撤退寸前のブランドの業績を回復させた「伝説のブランド再生人」です。
今回はそれぞれのブランドマーケティングにおいて、どのように考え行動して成功をおさめたのか、ぐたい的な事例を用いて講演いたしました。
ポイントは「マーケティングに答えも方程式もない。ただ、実は後から考えると“根拠はある”」ということ。高倉塾長は、どのブランドを担当していたときでも常に自分の首をかけて勝負をしてきたそうです。
本社の社長から反対され大喧嘩をしたり、何が何でも売れと言われたり、“うまくいかなければクビ”という状況下で、とにかく考えて考えて考えて…。最終的には思い切って決定し行動し、振り返ってみれば全てに根拠があったと気付いたそうです。また「考える時は必ず“人とコミュニケーションを取りながら”の方が良い」と考えこれまでのアイデアも全て一人ではなく、誰かの発言がヒントになっているそうです。
最後に「高倉先生の最大の失敗はなんですか?」という質問に、高倉塾長は次のように答えています。「大きな失敗はしていないですね。後ろ指を指されるのがとにかく嫌で、常に失敗はしたくない!と思ってやってきましたから。」
高倉塾長の強い意志力と覚悟があったからこそ、成功につながったのだと感じられた2時間でした。
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次回の高倉塾は、3月16日(木)19:00~21:00、
皆様からいただいた事例を元に「差別化思考」を鍛えるワークショップを行います。
奮ってご参加ください!(近日詳細をHPに掲載予定)
現在、取り扱う事例を募集中です。
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